7年

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東日本大震災から昨日で7年
未曽有の大地震、津波、そして原発事故
この世の地獄のような出来事から7年がたちました

いまでも日本では薩摩川内、高浜原発が稼働し
玄海原発が稼働を巡って裁判中

ドイツのメルケル首相は原発推進派でしたが、
東日本大震災を目にし、脱原発にシフト

再生可能エネルギーや他国から購入することで
電力を賄う仕組みに取り組んでいるようです


再生可能エネルギー技術、省エネ技術の進歩、
さらには、日本ではこれから人口がどんどん減少する見込みのなか
原発を動かしていく正義はどこにあるのか

他国の資源に頼らない、安定的な電力供給が必要などというが
他国との良好な関係を築き続けるとともに、クリーンなエネルギーシステムを
構築していくことこそが、政治家のやるべきことではないかと思います

利権を絡ませたり、不可能な安全神話をでっち上げ、
強引に推し進めることが、仕事ではないはずです


ちなみに原発は稼働していなくても
使用済核燃料などがあれば、事故が起きた場合の被害は、
稼働中のそれと変わらないそうです

要するに、動いていようがいまいが、核燃料がそこにあり
それが漏れ出せば放射能汚染を引き起こす

さらに西側で起これば偏西風にのり、東へ
台風や黄砂、PM2.5が西から東へ流れるように
放射能も西から東へ運ばれるはずです

薩摩川内で事故が起きれば、四国も影響を受けるでしょう
玄海で起きれば、中国地方や近畿まで
高浜の場合は近畿、関東、中越、東北へ

原発のある自治体に留まらず、影響を受けるであろう
市町村も関心を示し、そこに住む人たち(ほぼ日本全土)は
いざというときどう動くか、考えておいた方がいいと思います


東日本大震災から何を学べたのか

被害が甚大すぎて、理解の範疇を超え
現実味を持たないままでは危険だと思います

人間は歴史からは学べない

それが唯一の学びだ

とならないよう